風の家について

NPO法人風の家は、2010年に設立された、元受刑者、生活困窮者のための社会復帰支援団体です。風の家では、犯罪からの回復とともに、障害を持った人、高齢者の特性に合わせた支援を行なっています。

活動方針

NPO法人風の家は、刑務所、少年院といった矯正施設などを出て、行き場のない人たちが社会の中で、安定して、再犯をすることなく暮らしていけるよう支援することを目的に設立されました。特に、高齢者や障害者などは、仕事につくことや日常生活を一人で送ることに困難を抱えやすく、支援には専門的な知識も必要とされます。また、地域の中で暮らし始めた後にも、さまざまな形で支援が必要となります。こうした出所者・退院者への支援を提供するために、「地域の中で」「長期の」「専門的知見にもとづいた」支援活動を行っています。具体的な内容については支援の内容をご覧ください。

社会への入り口

行き場のない人のための基本的な生活の場を提供し、食事の提供、仕事の紹介、住居探しなどによって社会生活を始めるまでの移行を支えています。

社会生活移行後

社会生活移行後も就労訓練や居場所を提供し、家庭訪問を行うなど地域の中で孤立することなく暮らせるようフォローアップを続けています。

もしも事件に至ったら

釈放後の支援を見越して支援者としての助言、弁護士への協力などを行い、また刑務所や少年院などに入ったあとも連絡を続け、社会的孤立を防ぎます。

補助事業

NPO法人風の家は、公的機関によるいくつかの支援制度の実施機関として事業を受託して、支援を必要とする人たち絵へのサービスを提供しています。

自立準備ホーム

矯正施設(刑務所、少年院、少年鑑別所、拘置所)を出て、行き場のない人のために、2カ月程度を目安に緊急的な宿所を提供する事業です。利用にあたっては保護観察所からの紹介が必要です。風の家ではこの間に、生活を整え、仕事につき、家を探して、社会生活に移行することを支援しています。この制度が利用できるかどうか不明な方はご相談ください。

一時生活支援事業

生活保護の受給申請をされた方や生活困窮者の方で、一時的に住居をなくされた方に、2週間程度を目安に緊急的な宿所を提供する事業です。利用にあたっては福祉事務所や広島市くらしサポートセンターからの紹介が必要です。生活保護の申請時などにご相談ください。風の家ではこの間に、生活を整え、家を探して、社会生活に移行することを支援しています。

地域活動支援センターⅢ型

障害を持ちながら地域で暮らす人のために、就業の訓練と居場所を提供する作業場を開設しています。紙折、袋詰め、ひも通し、盆灯籠作り、しめ縄作りなどの軽作業を行なっています。風の家では、この活動を通して心身の健康状態を確認し、人間関係の練習も行なっています。高齢者の利用も可能です。

沿革

2009年5月 任意団体として活動開始
2010年6月 アパートの一室で相談事業を開始
2010年12月 広島県よりNPO法人として認証
2011年3月 アパートを移り宿所を開設
2011年5月 広島保護観察所より自立準備ホームの指定
2011年7月 広島家庭裁判所より補導委託先の指定
2011年10月 宿所を2ヶ所に拡大
2012年4月 広島県よりシェルター事業の認可
2012年5月 現在のビルに宿所を統合
2013年10月 広島市より地域活動支援センターⅢ型の認可
2014年1月 地域活動支援センターⅢ型事業を開始
2015年4月 広島市より一時生活支援事業所を委託
2015年7月 ビル1Fを改装し、作業場・居場所を開設

連携機関